外科を中心に手術全般に使用する製品を幅広く提供しています。体内で吸収される抗菌縫合糸「PDSプラス®」「バイクリルプラス®」、主に心臓血管外科手術で用いられる「プロリーン®」、合成皮膚用接着剤「ダーマボンド®アドバンスド」、ヘルニア修復用メッシュ「ウルトラプロ®ヘルニアシステム」、ポータブル持続吸引排液システム「J-VAC® サクションリザーバー」「blake® シリコンドレイン」、吸収性癒着防止材「インターシード®」、(再生)酸化セルロース吸収性局所止血剤「サージセル®」などを国内外でご使用いただいています。
体の負担が少ない低侵襲手術関連製品を幅広く提供しています。主力製品である自動縫合器は、縫合糸に替わり自動的かつ均一な縫合が可能で、手技の発展に貢献しています。開腹・開胸手術用の自動縫合器EES LINEAR CUTTER、鏡視下手術用にも使用可能な自動縫合器Powered ECHELON FLEX®や自動吻合器ILSに加え、XCELトロッカーやクリップなど、豊富なラインアップをそろえています。
電気を体に流さず、超音波振動を利用し、組織を切離・凝固するHARMONIC®、バイポーラ電気メスの技術を応用し7mmまでの血管などの組織をシール可能なENSEAL®など、エナジー製品を提供しています。ジェネレーターGEN11は、1台でHARMONIC®、ENSEAL®の両方が使用可能です。様々な診療科における、鏡視下手術・開創手術用の幅広いデバイスのラインアップをそろえています。
整形外科領域における主に四肢(手、腕、足)、骨盤の骨折治療に用いられる医療機器を提供しています。取り扱う骨折治療材料は、骨折治療を研究する世界的な外科医のグループと連携して開発されており、様々な骨折に対応できるようチタン製のプレートやスクリュー、髄内釘、創外固定器などを用意しています。これら優れた製品をいち早く日本に導入することはもちろんのこと、日本の患者さんの体格に合わせた骨折治療材料の開発提案を積極的に行うことで、日本の外科医のニーズや患者さんの早期機能回復に貢献しています。
変形性関節症・関節リウマチなどの疾患に対して、人工股関節・人工膝関節を中心に整形外科向け医療機器を提供しています。関節の痛みを取り、同時にすべての患者さんのADL(Activity of Daily Life)の向上を図れるよう、新製品の導入も積極的に行っています。近年では日本人の骨格形態データに基づき、日本市場向けの製品を開発するなど、それぞれの患者さんのニーズに合わせた製品の提供を追求しています。
「せぼね」と呼ばれている「脊椎」は、体幹の支持や可動、脊髄や神経の保護など、体にとって非常に重要な役割を担っています。椎間板ヘルニアなどの病気や交通事故などの外傷への手術治療に用いる脊椎固定用インプラントや手術器械を供給することで、脊椎疾患の患者さんの悩みに応えています。脊椎脊髄外科領域のリーディングカンパニーとして、より良い製品の開発・供給とともに、手術手技の低侵襲化、新たな治療方法の提案にも取り組んでいます。
反復性肩関節脱臼、腱板断裂修復術などに用いるスーチャーアンカーを世界で初めて発売。国内においても最初に生体内吸収性の製品を導入し、金属製、PEEK製を含め、手指・肘・股・膝・足関節の靱帯等修復術に対応する多様なラインアップをそろえています。
「あたま」と「かお」は脳、目、鼻、口、耳、などの大切な機能を有している特別な部位です。また、社会生活を送る上でも感情や表情、印象など与える特徴的な側面も併せ持ちます。頭蓋顎顔面外科医と共に「あたま」と「かお」における先天異常や外傷、腫瘍切除後の再建などに用いる骨固定用インプラントを開発供給し、患者様にとってより良い機能と審美が得られるよう取り組んでいます。
骨手術において必要とされる、穿孔用「ドリリング」、孔拡大用「リーミング」、骨切り用「カッティング」の機能を有する器械を提供しています。脳神経外科の領域で使用されるハイスピードドリルや整形外科・顎顔面の領域で使用されるスモール/ラージドリル等、プロダクトポートフォリオが充実していますので幅広い手術に対応可能です。また人間工学に基づいた設計や新技術を採用することで、手術において安全に使用できるよう貢献します。
動物専用の整形外科医療機器を提供しております。対象は小動物から大動物となり、骨折に用いるプレートや前十字靭帯断裂に対するTPLOシステムなど様々なラインナップを通じて獣医療の向上に貢献しています。
脳血管障害の治療に使用される塞栓用コイルや、国内で最初の頭蓋内ステント、急性期虚血性脳梗塞の血栓除去デバイスを取り扱っています。事業部名の「セレノバス」は、ラテン語の「脳 (CERE)」と「新しい (NOVUS)」に由来します。虚血そして出血性脳卒中ケア領域におけるアンメットニーズに応えられる画期的なソリューションの提供を通じて、脳卒中の軌跡を変え、脳卒中治療をさらに加速させることを使命としています。
患者様の目の健康を考えると、「汚れが蓄積する前により短いサイクルでレンズを交換する」ことが、汚れに起因する眼障害の発生を最小限に抑えるという考えのもと、「アキュビュー®」製品は開発されました。1991年、最長1週間連続装用使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー®」を日本に導入して以来、1日使い捨てタイプ、最長2週間タイプ、さらに遠近両用、乱視用と、患者様の様々なニーズにお応えする製品を供給し続けています。