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ジョンソン・エンド・ジョンソン100年史

第28話驚異的な成功を収めた鎮痛剤『タイレノール』®

ジョンソン・エンド・ジョンソングループのマクニール・コンシューマー・ヘルスケア・カンパニーは、米国で最大手の一般用医薬品会社であり、その主力製品であるタイレノール®は、全世界での年間売上高が10億ドルに上る鎮痛剤のトップブランドである。

この鎮痛剤タイレノール®の成功は43年前、米国において処方薬として登場した時から始まる。 当初は内科医によって用いられていた医療用医薬品であったが、一般薬として開発、慎重にマーケット・サーベイが繰り返された後、1975年に市場に投入された。J&Jは製品を上市すると同時にTVや印刷物、販売プロモーションなどを通して、消費者への強力な販売努力を行った。

既に医師や薬剤師から高い評価を得ていたことも拍車となり、市場に登場した6年後の1981年には、タイレノール®の総売り上げは鎮痛剤市場の35%以上を占めるという驚異的な成功をもたらした。

タイレノール®の有効成分のアセトアミノフェンは、痛みを和らげ、熱を下げるのに効果がある。アセトアミノフェンとアスピリンは消費者が処方箋なしで入手できる優れた鎮痛剤であり、おびただしい臨床研究の結果、これらの成分が痛みを緩和し解熱効果のあることが確認されている。しかし、アスピリンの使用においてはシリアスな副作用を伴う可能性があることから、アセトアミノフェンを主成分とするタイレノール®は、その心配のない製品として医療専門家や消費者に理解が広まり、売り上げの伸長に繋がっていった。

1982年と1986年に、全米を震撼させるタイレノール®事件が発生。J&Jとマクニール社は重大な危機に直面した。 しかし、当時のJ&Jのジェームズ・E・バークは、単なる危機管理として対応することに終わらず、「消費者への責任」を第一に考えた体制をとった。 これはJ&Jの企業理念である「我が信条(Our Credo)」の第一の責任に立ち返った意思決定であった。

J&Jのこの事件における対応は、一般消費者をはじめ政府・産業界からも、これまで以上に高く評価された。そして全社員が一丸となった再市場努力の結果、予想をはるかに超える速さで市場を回復していったことはいうまでもない。

初めて市場に登場した当時、1種類であった鎮痛剤タイレノール®は、今日消費者のニーズに応えた多彩な服用スタイルや剤形などイノベーティブな製品を取り揃え、世界市場に提供されている。

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