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ジョンソン・エンド・ジョンソン100年史

第24話社会的意義のある企業の存在をアピール

ロバート・ウッド・ジョンソンJr.は若くして経営者になった当初から、社員に対する責任を強く感じていた。同時に製品の品質がジョンソン・エンド・ジョンソンの継続的な成功への大きな要因となることも確信していた。

1935年、大恐慌のどん底にあった中で、彼は企業の責任範囲を社会にまで拡大した見解を発表した。

ロバートは全米のリーダー的ビジネスマンにあてた "Try Reality" と題したメッセージの中で、賃金・勤務時間・税制の改革を訴えている。そして彼の提唱する"新企業哲学"を彼らに次のように呼びかけた。

「過去数年間の苦しみの中で、人々は本物の経済的貢献と社会的価値を生み出す企業のみが成功する権利を持つということを知り、それを確信してしまった。恒常的な成功は、より高尚な企業哲学を遵守していくことによってのみ可能になる。顧客への奉仕が一番に、社員とマネジメントに対する奉仕が次に、株主が最後にくるという事を認識し、社会に対する包括的な責任を受け入れそれを全うすることが、企業のより高度な利益の追求方法なのだ。」

1943年、彼は同じ4つの責任−−顧客、社員、マネジメントと株主への責任−−をもとに「我が信条(Our Credo)」を草稿し、それを日々の経営哲学とした。 この「我が信条(Our Credo)」には後に、5番目の地域社会への責任が新たに加えられ、経営の社会的責任が認識されていない時代において、その革新的なアプローチは広く賞賛され多くの会社でモデルとされた。

ロバートの経営哲学の重要な点は、社会的責任を果たす経営とビジネスの成功を関連づけている点である。「組織は、官営、民営を問わず、人々が求め、信用し、認めているから存在し得る。企業はもはや私有のものでなく、それ自体が社会的意義を持っている。その企業活動は企業自身のためであると同時に人々のためであり、両方に対してその責任を負わねばならない。」

四十数年後、彼の経営哲学は、2回のタイレノール事件という厳しい試験を受けるが、「我が信条(Our Credo)」はこの悲劇に対して責任ある対処法を示したのである。

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