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ジョンソン・エンド・ジョンソン100年史

第10話多くの赤ちゃんの命を育んだポリシー

妊産婦や産科向けのキットはジョンソン・エンド・ジョンソン製品ラインの中でも重要な存在を占めるようになると、長期にわたってその地位を守りつづけている。新生児の多くが自宅で取り上げられていた時代、J&Jの分娩用製品は幾万の赤ちゃんの無事な誕生に大きな役割を果たした。

当時は助産婦が赤ちゃんを取り上げるのが普通であったが、専門の教育を受けた人は少なく、出産には常に感染などを引き起こす危険が伴った。従って医師と助産婦の立会いのもとで出産できる妊婦は非常に幸運だったのである。

J&Jは医師のアドバイスをもとに妊産婦・産科向け製品の開発を進めた。シンプソン博士の名前を付けたマタニティキットは薬局で3ドルで販売され、その中には産科用シート、コットン、ガーゼ、へその尾を結ぶ絹ひも、消毒用石鹸、モスリンの包帯などが入っていた。

乳幼児キットは4ドルで売られていたが、中でも最も重要とされたのは、失明をも引き起こしかねない伝染病から乳幼児の目を守るための硝酸銀溶液とその取り扱い説明書であった。他の用具にも詳細な説明書が付けられたが、その注意事項のほとんどが産後、危険な時期にある母子がかかりやすい伝染病の予防を目的としていた。

「全ての子供は安全に生まれ育つ権利がある」というスローガンが説明書の中で繰り返し引用された。J&Jは近代医学の到来に先立ち、出産時の危険性に対し絶え間ない警鐘を鳴らし続けたのである。

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