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ジョンソン・エンド・ジョンソン100年史

第8話ロングセラーと短命を分けたもの

ジョンソン・エンド・ジョンソンがジョンソン® ベビーパウダーを取り扱うようになったのは、全くの偶然からだった。

1890年のある日、一人の医師がJ&Jに手紙をよこした。彼の患者のひとりが、当社の膏薬(外傷などにはるあぶら薬)を使用すると肌がひりひりするという訴えだった。フレデリック・バーネット・キルマー博士は肌の刺激を沈静するのにイタリアのタルクを原料にしたパウダーを患者に与えることを提案した。それから膏薬といっしょに小さなタルクの缶が添えられることになった。

まもなく消費者からは、もっとパウダーをという要望が始まった。これがジョンソン® ベビーパウダーの誕生であり、世界中で最も知られ、長く用いられる製品の一つとなることとなった。”J&Jといえばジョンソン® ベビーパウダーが思い浮かぶ” という風に・・・。デリケートな香りは子供時代の幸福な気分を思い起こさせ、1世紀近い時を経てもまだそれに変わりはない。

ジョンソン® ベビーパウダーとは裏腹に短命で終わった新製品に、ドイツ語で”白い歯”という意味の「ゾンワイス」というビン入りの練り歯磨きがあった。ゾンワイスには派手な宣伝活動が展開された。薬局には1ダース仕入れるごとに一つ、後に「ゾンワイス クロック」として大変有名な時計をおまけとして付けた。薬局ではその時計に自由に値段を付けて売ることができた。その後しばらくの間「ゾンワイス クロック」は練り歯磨きをはるかにしのぐ人気となった。

その後ゾンワイスは世界で初めて”絞り出し型のチューブ”という画期的な容器で売り出された。にもかかわらず、市場では注目されることもなく、その存在は「ゾンワイス クロック」の影に隠れたまま、市場から消えることとなった。

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