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ジョンソン・エンド・ジョンソン100年史

第5話医学界を席巻した「Modern Methods」の出版

1888年、フレデリック・バーネット・キルマー博士は医学の専門家の意見をジョンソン・エンド・ジョンソンの出版した「Modern Methods of Autiseptic Wound Treatment」という本にまとめた。この本はいろいろな面でのハウトゥーを集めたマニュアルでもあり、出版後間もなく、これまでにあった中で一番権威のある論文だと称賛されるようになった。

この「Modern Methods」は、科学の記録という意味以外に、J&J製品にとってセールスカタログでもあった。ロバート・ウッド・ジョンソンはこのカタログの裏表紙を使い、包帯、コットン、ガーゼ、スーチャー、リガチャー、ヨードホルム、スプリンクラー、ドレイネージュチューブなどと飛躍的に増えてきた製品のリストを掲載した。

この本によってロバートはキルマー博士の多彩な才能に気づき、彼をディレクター オブ サイエンティフィック アフェアーズとして会社に加わるように誘い、キルマー博士は、それに応えた。その後も「Modern Methods」の評判は衰えず、世界中で400万部という数が出回り、このマニュアルが当時の手術と近代手術の架け橋となり、教育というプロセスも始められるようになっていった。

キルマー博士はのちにこう語っている。「手術室からの意見は断定的なほど滅菌下での手術や滅菌に関する改革に反対するものばかりだった中で、わが社は勇気をもって新しいタイプの手術用ドレッシングによって最初の一歩を踏み出し、勝利をつかんだのです。」と。 そして、それまでの意見は消えていった。このように「Modern Methods」が、ジョセフ・P・リスター博士の教えを医学界へ紹介していくうえで重要な役割を果たしたのだ。

ある時、この本の中の新しい滅菌の手術用ドレッシングの製造方法のことがリスター博士の耳に届き、彼は細かい点について教えてほしいという手紙を送ってきた。滅菌についての技術を発見した人が今はJ&Jで作り上げたさらに発展した技術に興味をもっているのだ。そして、1891年の12月28 日、キルマー博士が彼の要望に答えるために出かけたことはJ&Jの社員に大きな誇りとなった。

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