3.11の経験を胸に8名の看護学生が渡米。 アメリカの災害看護を知り、 被災体験を語り継ぐ。
ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、地域貢献を企業が果たすべき責任の1つと位置づけ、さまざまな社会貢献活動を行っています。2015年に3年間のプログラムとしてスタートした「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム」は、当社が継続的に行っている東日本大震災の復興支援の取り組みの一つで、日本の災害医療や看護の発展を目指し、次世代を担う人材を育む目的で始まりました。
1年目は、東日本大震災で被災した看護学生8名が、2週間にわたって米国で最先端の災害医療や看護を学び、ニューヨークとワシントンD.C.にある災害医療の専門施設や団体などで、医療従事者をはじめ、現地の学生等様々な人々との交流を通じ、研修に参加しました。また、具体的な研修内容として、単なる海外視察で終わるのではなく、現地で得た学びを共有する機会として、帰国後には仙台、東京、高知と3都市で報告会を開催し、同じ看護や医療の道を志す仲間や、既に活躍中の専門家の方々、そして一般の方々に広く伝え、今後の活動につなげる機会を設けるよう注力しました。